バレエエクササイズ
バレリーナの無駄な脂肪がなく筋肉で引き締まった美しいボディラインは、女性なら誰もが憧れますね。
バレリーナのしなやかなボディラインと美しい姿勢は、日々積み重ねているエクササイズによって保たれているものです。よって、「バレエを始めたからすぐにやせる」「姿勢がよくなる」というわけにはいきません。
しかし、バレエのエクササイズはバレリーナに限らず、引き締まった柔らかい体を手に入れたいすべての方にお勧めです。
「気になる部分に脂肪がついてしまった」「最近、体がかたい」「美しい姿勢を手に入れたい」という方はバレエのエクササイズを始めてみてはいかがでしょうか。もちろん、毎日継続していくことが大切です。
また、バレエのエクササイズを毎日しっかりと行っていても、不規則な食生活をしてはせっかくのエクササイズも無駄になってしまいますので、その点も注意が必要です。
バレエは、筋肉に継続的に力がかかり続ける有酸素運動です。柔軟性を感じさせる動きで筋肉を鍛えるので、負担をかけずに身体を引き締めます。
無理をしなければ年齢や体力も関係ありません。身体がかたい方でも少しずつストレッチを続けることで、バレエエクササイズが無理なくできるようになります。
美しい姿勢・立ち方
日常で何気なく立っている時、美しい姿勢・立ち方を意識してみましょう。
・背筋をピンと伸ばし、胸よりもお腹を前に出さないように意識する
・ヒップの筋肉を引き締めるようにする
・肩の力は抜いてあごを引く感じを意識する
・頭部は上に引っ張られるような感じをイメージする
上記の事柄を意識して行うだけでも普段使わない筋肉を使い、エクササイズになります。
バレエの音楽
有名なシェークスピアの戯曲を題材にした「ロメオとジュリエット」は、現在も多くの有名バレエ団によって上演されています。敵対する家同士に生まれたロメオとジュリエットの、美しくも悲しい恋の物語です。
「ジゼル」は、ロマンティック・バレエの代表作の一つで、現在でも頻繁に上演されています。結婚を目前にしてなくなった娘達が妖精ウィリーとなり、夜中に森に迷い込んできた人を死ぬまで踊らせるというオーストリア地方の伝説をもとにした作品です。
スペインの作曲家ファリャの「恋は魔術師」は、ディアギレフ・ロシア・バレエ団のために作曲されたバレエ音楽です。アンダルシアの伝統的な民謡を思わせるリズムや、旋律を用いたスペイン色の強い作品に仕上がっています。
物語は、死んだ恋人の霊にとりつかれたジプシー娘カンデラとカルメロの恋愛がテーマで、カルメロは愛するカンデラを魔術から解くために幽霊に扮して「炎の舞」を踊るというものです。
バレエの歴史
バレエの歴史
バレエの前身は、ルネサンス期のイタリア貴族が催した絵画や詩、音楽、舞踊が一体となった豪華な余興です。それがフランスでさらに発展し、1581年にはパリで最古のバレエといわれる「王妃のバレエ・コミーク」が上演されました。
この時代のバレエは詩や歌と一緒に演じられ、貴族自らが出演しました。観衆が四方から見おろす広間で上演されたため、ダンサーたちが床に描く陣形のおもしろさがおもな見どころでした。
宮廷バレエが最も盛んになったのは、ルイ14世の時代です。この時代には、広間ではなく舞台で上演されるようになり、バレエ学校が設立されてステップの基本となる足の5つのポジションが体系化されました。
ルイ14世は職業舞踊家を育成する王立舞踊アカデミーを設立し、王や貴族にかわって専門の訓練を受けたダンサーがバレエに出演しました。
その後、1830年代から1850年代頃にロマンティック・バレエの時代が到来します。ロマンティック・バレエによりバレエは現在のものとほぼ同じものに完成しました。
しかし、全盛を誇ったロマンティック・バレエも、フランスでは19世紀後半に衰退し始めました。19世紀末になるとバレエの中心はロシアに移ります。ロシアに渡ったバレエが新古典主義として開花し、いわゆるクラシック・バレエと呼ばれるスタイルになります。
バレエの技法は複雑になり、ロマンティックバレエの時代には1回回るのがやっとだったピルエット(駒のような回転)が、32回のフェッテ(片足を打ち付けるように用いる連続回転)まで演じられるようになります。
20世紀のバレエは、様々なダンスから大きく影響を受けます。1920〜30年代にアメリカとドイツで台頭したモダンダンスに触発され、モダン・バレエが確立していきます。
現在では、バレエのテーマや動きのスタイルはますます多様化し、古典的名作が変わらない人気を保つ一方で、新作ではバレエ団や振付家の個性が強く打ち出されるようになりました。
ロマンティック・バレエ
ロマンティック・バレエとは、1830年代から1850年代頃にかけ、ロマン主義と連動して成立した一連のバレエの形式のことで、現在踊られているバレエの中で最も古い形式のものです。
エキゾチックな異国趣味、妖精や悪魔が登場する幻想的な内容のものが挙げられます。「ラ・シルフィード」や「ジゼル」「コッペリア」などはその代表的な作品です。
これらの作品には長く膨らんだ軽く透ける素材のチュチュ(ロマンティック・チュチュ)というくるぶし丈のスカートが用いられています。
チュチュは動くたびに軽やかにふわふわとして、幻想的な雰囲気を感じさせるというのが特徴的です。
また、女性ダンサー用にポワント(つま先立ち)のためのトウ・シューズも用いられ、軽やかな動きを実現させました。